旧い rfc850 形式と 2 桁の年
古いサーバーが返す、曜日を英単語で書き年を 2 桁にした旧形式の日時の例です。2 桁の年の読み替え規則と、旧い形式であることの警告、すでに過ぎた時刻であることの警告が出ます。
入力
応答ヘッダー(Retry-After・RateLimit など)
Retry-After: Sunday, 06-Nov-94 08:49:37 GMT
基準の日時(応答を受け取った時刻。空欄なら Date ヘッダー)
2026-10-28 12:00:00
応答のステータス
指定しない
結果
エラー 0 件・警告 2 件・情報 1 件
指摘(エラー・警告・情報)
- 情報 Retry-After 2 桁の年「94」は、基準の日時から 50 年を超える未来にならない直近の年として 1994 年と読みました(RFC 9110 5.6.7)。
- 警告 Retry-After rfc850-date は旧い書式です。送る側は IMF-fixdate(例: Sun, 06 Nov 1994 08:49:37 GMT)で書く決まりで、受け取る側だけが読めればよい形式です(RFC 9110 5.6.7)。
- 警告 Retry-After 指定の時刻は基準の日時より 11678 日 18 時間 10 分 23 秒 前で、すでに過ぎています。待たずに再試行してよい状態ですが、サーバーと端末の時計のずれも疑ってください。
| 再試行できる時刻の目安 | 1994-11-06 17:49:37(日) JST / 1994-11-06 08:49:37(日) UTC |
|---|---|
| 基準の日時 | 2026-10-28 12:00:00(水) JST / 2026-10-28 03:00:00(水) UTC(入力欄) |
| 読み取ったヘッダー | Retry-After 1 行・RateLimit-Policy 0 行・RateLimit 0 行 |
ヘッダーごとの意味と換算
| ヘッダー | 値 | 意味 | 換算(日本時間 / UTC) |
|---|---|---|---|
| Retry-After | Sunday, 06-Nov-94 08:49:37 GMT | 再試行までの待ち時間: rfc850-date の時刻 / 基準の日時より前(すでに過ぎています) | 1994-11-06 17:49:37(日) JST / 1994-11-06 08:49:37(日) UTC |
| 基準の日時 | 2026-10-28 12:00:00 | 応答を受け取った時刻(入力欄から) | 2026-10-28 12:00:00(水) JST / 2026-10-28 03:00:00(水) UTC |
検算(この結果になる理由)
基準が 2026 年なので、2094 年は 50 年を超えて未来になり、直近の過去の 1994 年と読みます(RFC 9110 5.6.7)。1994-11-06 は日曜日で曜日も一致します。旧形式の警告と、基準より前の時刻の警告で警告は 2 件、情報は 1 件です。
判定の根拠は仕様と根拠に、仕様の出典とともにまとめています。自分の入力で試すにはツールをお使いください。
このツールの制約
- 実際のサーバーへ接続してヘッダーを取得する機能はありません。貼り付けた文字だけを読みます。
- 現在の時刻は使いません。秒数を時刻にするには、応答を受け取った時刻(基準の日時か Date ヘッダー)が必要です。
- RateLimit・RateLimit-Policy は草案の書式だけを読みます。X-RateLimit-Limit など各サービス独自の書式は読み飛ばします。
- ステータスコードごとの再試行の可否(どの応答で Retry-After に従うべきか)や、429 の意味づけは判定しません。
ご利用にあたって
- RateLimit・RateLimit-Policy は IETF の草案にもとづく読み取りで、仕様が変わる可能性があります。RFC として確定したものではありません。
- 結果は仕様にもとづく換算です。実際にいつ再試行してよいかは、各サービスの案内と応答の内容も合わせて確認してください。